Microsoft® Windows® Small Business Server 2003 の分野別のトラブルシューティングを表示するには、以下の分野のリンクをクリックします。
更新 : 2004 年 3 月
サーバー セットアップのトラブルシューティング |
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原因 : SQL Server 2000 Service Pack 3 をインストールしようとしたときに、このエラーが表示されることがあります。このエラーは、Service Pack 3 のセットアップ プログラムで Setupsql.ini ファイルが %Temp% フォルダにコピーされるときに、読み取り専用に設定された既存のファイルを上書きできない場合に発生します。
解決策 : システム ドライブの %Temp% フォルダに移動して、既存の setupsql.ini ファイルを削除するか、または読み取り専用の属性を解除します。その後、もう一度、SQL Server 2000 Service Pack 3 のセットアップを実行します。
ユーザーとグループのトラブルシューティング |
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原因 : ユーザー アカウントに割り当てられている Exchange メールボックス サイズの上限に達しました。
解決策 : 電子メール メッセージをクライアント コンピュータのローカル フォルダに保存します。この問題が頻繁に発生する場合は、そのユーザー アカウントのメール ボックスのサイズを増やすことを検討してください。
原因 : ユーザー アカウントに割り当てられているディスク クォータの制限に達しました。
解決策 : ファイルをクライアント コンピュータのローカル フォルダに保存します。この問題が頻繁に発生する場合は、そのユーザー アカウントのディスク クォータを増やすことを検討してください。
原因 : ユーザー アカウントのパスワードが、管理者が構成したパスワード ポリシーに準拠していません。
解決策 : 管理者が構成したパスワード ポリシーに準拠した新しいパスワードを作成します。
原因 : ユーザーには、リモート デスクトップを使用してログオンするアクセス許可がありません。
解決策 : ユーザーに、リモート デスクトップを使用するアクセス許可を与えます。
ユーザーにリモート デスクトップを使用するアクセス許可を与えるには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
原因 : Windows XP Professional を実行しているクライアント コンピュータは、ターミナル サービス接続を許可するように構成されていません。
解決策 : リモート デスクトップを使用するように Windows XP Professional を実行しているクライアント コンピュータを構成します。
リモート デスクトップを使用するように Windows XP Professional を実行しているクライアント コンピュータを構成するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
原因 : ログオンに何度も失敗している可能性があります。
解決策 : ユーザー アカウントのロックを解除します。
ユーザー アカウントのロックを解除するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
原因 : サービス アカウントのパスワードが変更されていますが、自動ログオン プロパティは、新しいパスワードを使用するように更新されていません。Windows Small Business Server では、サービス アカウントを使用するすべてのアプリケーションに対して、パスワードの変更が自動的には反映されません。
解決策 : もう一度、Windows Small Business Server のセットアップを実行して、特定のアプリケーションで使用しているサーヒス アカウントとパスワードを更新します。
原因 : 新しいユーザーは、アカウントが作成された直後で、Active Directory が更新される前に、ネットワーク リソースにログオンまたはアクセスしようとしました。ユーザー アカウントが作成されてから、そのユーザー アカウントが Active Directory で認識されるまでには、時間に開きが発生することがあります。
解決策 : 15 分待ってから、再試行してください。
原因 : この問題は、アカウント名に Unicode 文字が含まれている場合に発生することがあります。
解決策 : Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを使用して、そのアカウントの SMTP 電子メール アドレスを変更します。
ユーザー アカウントの SMTP 電子メール アドレスを変更するには
クライアント コンピュータのトラブルシューティング |
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原因 : ユーザー プロファイルをプライベートに設定している場合、クライアント コンピュータではユーザー フォルダから管理者用の資格が削除されます。サーバーにリダイレクトされたフォルダにアクセスするには、これらの資格情報が必要です。プライベート ユーザー プロファイルを移行し、リダイレクトされたフォルダがある場合、ユーザーが自分のフォルダにアクセスできなくなることがあります。
解決策 : クライアント コンピュータでユーザー フォルダへのアクセスを手動で復元します。
クライアント コンピュータで、次の手順を実行します。
サーバーで、次の手順を実行します。
注
フォルダが空の場合は、フォルダを削除します。
クライアント コンピュータで、次の手順を実行します。
注
原因 : このエラーは、ユーザーのプロファイルにある 1 つ以上のサブフォルダがプライベートに設定されている場合に発生します。プライベートに設定されているフォルダでは、他のユーザーのアクセス権が削除されます。
解決策 : クライアント コンピュータを手動で構成して、移行を妨げている制限事項を削除します。
ユーザー プロファイルを "パブリック" プロファイルとして構成するには
この設定がプロパティ ダイアログ ボックスに表示されない場合は、手順 6. を実行してから、Windows 2000 Professional を実行しているクライアント コンピュータ用の手順に従います。
プロファイル フォルダとすべてのサブフォルダで Administrators グループにフル コントロールのアクセス許可を与えるには
ユーザー プロファイルのすべてのファイルのユーザー所有権を与えるには
注
原因 : クライアント コンピュータに既定で利用できるアプリケーション以外のアプリケーションがインストールされていた場合、それらのアプリケーションはアップグレードされません。
解決策 : このようなアプリケーションは、Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータに再インストールする必要があります。アプリケーションはアップグレードの完了後に再インストールする必要があります。これらのアプリケーションをインストールするのに使用できるコマンド ラインは、次の場所にあるレジストリに格納されています。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\SmallBusinessServer\clientsetup\sbs2k_archive\Client Applications\
注意
アップグレードが完了したら、クライアント アプリケーションのセットアップ ウィザードを起動し、コマンド ラインを使用して、アプリケーションを再インストールします。
原因 : 以前のバージョンの Office は Office 2003 と競合します。
解決策 : 以前のバージョンの Office 製品を実行するには、クライアント コンピュータにインストールされているすべてのバージョンの Office 製品をアンインストールし、使用するバージョンの Office 製品を再インストールする必要があります。
クライアント コンピュータから Office 製品をアンインストールするには
クライアント コンピュータから、すべてのバージョンの Office 製品をアンインストールしたら、使用するバージョンの Office 製品を再インストールします。
原因 : [マイ ドキュメント] フォルダのリダイレクトが有効になったため、クライアント コンピュータの [マイ ドキュメント] フォルダ内にある大量のデータがサーバーと同期されています。
解決策 : 特に必要な操作はありません。初回ログオン後は、[マイ ドキュメント] フォルダの変更内容のみが同期されます。同期処理には、初回ログオン時ほど時間がかからなくなります。
原因 : ディスク クォータの制限を超えました。
解決策 : 不要なファイルを削除するか、またはファイルを圧縮して、[マイ ドキュメント] フォルダのサイズを縮小します。または、ディスク クォータを増やします。
ディスク クォータを増やすには
注
原因 : このエラーは、ユーザー プロファイルにある 1 つ以上のサブフォルダがプライベートに設定されている場合に発生します。プライベートに設定されているフォルダでは、他のユーザーのアクセス権が削除されます。
解決策 : クライアント コンピュータを手動で構成して、移行を妨げている制限事項を削除します。
Windows XP Professional を実行しているクライアント コンピュータで簡易ファイルの共有を使用する設定を有効にするには
Administrators グループにプロファイル フォルダとすべてのサブフォルダに対するフル コントロールのアクセス許可を与えるには
ユーザー プロファイルのすべてのファイルのユーザー所有権を与えるには
注
モバイル デバイスのトラブルシューティング |
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原因 : モバイル デバイスがクライアント コンピュータに接続されていると、ActiveSync を完全にインストールすることができません。
解決策 : モバイル デバイスをクライアント コンピュータから切断し、ログオフして、もう一度ログオンします。その後、ActiveSync を再インストールします。
詳細については、ヘルプとサポートを起動して、「クレイドルまたはケーブルを使用してモバイル デバイスを接続するには」を検索してください。
原因 : サーバーがブロードバンド接続ではなく、ダイヤルアップ接続を使用してインターネットに接続するように構成されています。
解決策 : デバイスに同梱されているマニュアルを使用して Pocket PC 2003 を構成し、デバイスがサーバーと同期するように手動で構成します。また、モバイル デバイスでは Secure Sockets Layer (SSL) を無効にする必要があります。
注
モバイル デバイスで SSL を無効にするには
重要
原因 : この問題は、以下の状況に該当する場合に発生することがあります。
解決策 : デスクトップ コンピュータと同期するように ActiveSync を手動で構成します。
デスクトップ コンピュータと同期するように ActiveSync を手動で構成するには
デバイスは、デスクトップ コンピュータと同期されるようになります。
注
原因 : サーバーが単一のネットワーク カードとハードウェア ファイアウォールで構成されている場合、IP 偽造保護が組み込まれているルーターでは、ファイアウォールの内側に存在するクライアント コンピュータが外部のドメインに接続することが許可されません。
解決策 : 使用しているデバイス用の更新されたファームウェアが提供されているかどうかを、ハードウェアの製造元に問い合わせてください。また、DNS ゾーンを追加して、いくつかのハードウェア ルーターによる IP 偽造をバイパスすることもできます。
DNS ゾーンを追加するには
原因 : ActiveSync では、Microsoft Office Outlook 2003 のプロファイルを作成できません。ユーザーが Outlook 2003 を実行する前に ActiveSync を起動すると、プロファイルが見つからないことを示すエラー メッセージが表示されます。
解決策 : クレイドルまたはケーブルを使用してモバイル デバイスを接続し、Outlook を起動します。その後、もう一度、モバイル デバイスを接続します。
原因 : クレイドルまたはケーブルを使用してモバイル デバイスを接続している場合、インターネットの接続時に anonymous ユーザーと認識されます。Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータにインストールされている ISA Server では、anonymous ユーザーによるインターネットの参照は許可されません。
解決策 : Microsoft Pocket PC Phone Edition 2002、Microsoft Pocket PC Phone Edition 2003、または Microsoft SmartPhone 2003 のマニュアルを参照し、ActiveSync の設定を構成する手順に従います。
Microsoft Pocket PC Phone Edition 2002 の場合
Microsoft Pocket PC 2003 または Microsoft Pocket PC Phone Edition 2003 の場合
Microsoft SmartPhone 2003 の場合
ServerName :8080
ActiveSync の設定を構成するには
そのデバイスで初めてインターネットを参照するときには、ユーザー名とパスワードを入力する画面が表示されます。Windows Small Business Server の Internet Users グループのメンバになっているユーザー名を入力し、ActiveSync がサーバーと同期できるようにパスワードを保存します。
注
原因 : ユニバーサル シリアル バス (USB) の接続エラーが発生しています。
解決策 : 最新バージョンの ActiveSync にアップグレードします。ユーザーが既に最新バージョンの ActiveSync を使用している場合は、モバイル デバイスをクレイドルから取り外して (またはケーブルを切断して)、デバイスを無効にしてから、もう一度、接続します。
原因 : ActiveSync のパススルー オプションが正しく構成されていません。
解決策 : [パススルー] オプションを構成します。
パススルー オプションを構成するには
詳細については、Microsoft ActiveSync のマニュアルを参照してください。Active Sync のヘルプを表示するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft ActiveSync] をクリックし、[ヘルプ] をクリックします。
原因 : これらの一部のデバイスでは、Windows Small Business Server の未署名の証明書を使用することがサポートされていません。
解決策 : これらのデバイスがサーバーでサポートされるようにするには、信頼されている証明機関 (CA) から署名入りの証明書を購入します。
モバイル デバイスの問題を解決できない場合は、次の事項を確認してみてください。
モバイル デバイスを再設定するには
デバイスは Windows Small Business Server の初期設定にリセットされ、数秒後には、サーバーと同期できるようになります。
注
Program Files/Windows Small Business Server/Clients/SBSMobConfig.exe
詳細については、ヘルプとサポートを起動して、「サーバー上の Web サービスへのアクセスを許可する」を検索してください。
電子メールのトラブルシューティング |
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原因 : 電子メールとインターネット接続の構成ウィザードの [電子メール ドメイン] ページでは、返信先アドレスに使用できる電子メール ドメインが 1 つに制限されています。
解決策 : ウィザードの実行時には、いずれかの電子メール ドメイン名を使用します。その後、別の電子メール ドメイン用に Exchange Server 2003 でカスタム受信者ポリシーを作成できます。カスタム受信者ポリシーを作成すると、別の電子メール ドメインに存在するユーザーにも適切な電子メール アドレスが生成されます。
詳細については、Exchange Server のマニュアルで 「新しい受信者ポリシーの作成」を検索してください。Exchange Server のヘルプにアクセスするには、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックして、F1 キーを押します。
原因 : Exchange Server で接続フィルタが構成されていません。
解決策 : Exchange 2003 では、ブロック リストに基づいた接続フィルタがサポートされています (ブロック リストとは、Exchange Server で確認されたスパム ソースを識別する際にクエリするリストです)。接続フィルタでは、既知の迷惑メールの送信元、ダイヤルアップ ユーザー アカウントのリスト、サーバーで保持しているブロック リストの IP アドレスに基づいて中継を許可するサーバーの一覧を作成する外部サービスを使用しています。接続フィルタは、サードパーティ製のコンテンツ フィルタ製品を補完する機能です。グローバル許可一覧とグローバル拒否一覧を作成し、グローバルにすべての電子メールを許可または拒否することにより、組み込みのブロック リスト プロバイダを使用せずに、接続フィルタを構成することもできます。
接続フィルタを構成するには、まず接続フィルタ処理のルールを作成し、その後、作成したルールを SMTP 仮想サーバーに適用する必要があります。詳細については、Exchange Server のヘルプで「接続フィルタ処理の構成」を検索してください。Exchange Server のヘルプにアクセスするには、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックして、F1 キーを押します。
監視のトラブルシューティング |
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原因 : ユーザー アカウントのパスワードを忘れたユーザーが何度もログオンしようとしました。この警告は、特定のユーザーのログオンの失敗回数がアカウントのロックアウトのしきい値を超えた場合に表示されます。
解決策 : ユーザー アカウントのパスワードをリセットします。
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
原因 : 実際に攻撃が加えられました。この警告は、特定のユーザーのログオンの失敗回数がアカウントのロックアウトのしきい値を超えた場合に表示されます。
解決策 : アカウントが攻撃されている可能性がある場合、次の操作を行う必要があります。
イベント ビューアを起動するには
ユーザー アカウントを無効にするには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
注
パスワード ポリシーを構成するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
ネットワークを設定中など、ポリシーを今すぐ有効にしない場合は、数日後に有効になるように設定することもできます。
注
ネットワークをセキュリティで保護する方法の詳細については、Microsoft Security ホーム (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=102) を参照してください。
原因 : インターネットへのアクセスにルーターをファイアウォールとして使用している可能性があります。Windows Small Business Server 2003 では、サードパーティ製デバイスのファイアウォール統計を監視することができないため、サーバーの使用状況レポートには、インターネット アクティビティの使用情報は含まれません。
解決策 : Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータに別のネットワーク アダプタを取り付け、電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを使用して、サーバーでルーティングとリモート アクセス サービスをファイアウォールとして有効にします。
原因 インターネットへのアクセスに Internet Security and Acceleration (ISA) Server ファイアウォールを使用している可能性があります。Windows Small Business Server 2003 では、ISA Server のファイアウォール統計を監視することができません。
解決策 : 監視とレポート作成を行えるように ISA Server を構成します。監視と報告を行えるように ISA Server を構成する方法の詳細については、ISA Server のヘルプで「監視とレポート」を検索してください。ISA Server のヘルプにアクセスするには、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックして、F1 キーを押します。
原因 : 既定では、Outlook Express では、危害を加える可能性のある添付ファイルを開くことを防ぐために、電子メールに添付されている特定の種類のファイルがブロックされます。その結果、サーバー パフォーマンス レポートやサーバーの使用状況レポートを開けないことがあります。
解決策 : 添付ファイルを許可するように Outlook Express を構成します。
添付ファイルを許可するように Outlook Express を構成するには
注
原因 : 選択したログ ファイルに前回のサーバー パフォーマンス レポートやサーバーの使用状況レポートに添付されたものから変更がない場合、または複数のログ ファイルを生成するアプリケーション (インターネット インフォメーション サービスなど) の新しいファイルが存在しない場合、それらのログ ファイルを選択していてもサーバー パフォーマンス レポートまたはサーバーの使用状況レポートにログ ファイルは含まれません。
解決策 : 特に必要な操作はありません。選択したログ ファイルの最新版を確認するには、前回配信されたサーバー パフォーマンス レポートまたはサーバーの使用状況レポートから添付ファイルを開きます。
原因 : 一部のサービスには、自動的に開始するように構成されていても、実行するタスクがない場合には実行を停止するものがあります。この現象が発生すると、サーバー パフォーマンス レポートでは、これらのサービスは実行されていないものとして報告されます。この現象は、次のサービスで発生することが確認されています。
解決策 : これらのサービスは、使用されていないときに実行を停止するように設計されています。これらのサービスが実行されていないことが、サーバー パフォーマンス レポートで報告されないようにするには、サービスの [スタートアップの種類] を [手動] に変更します。
[スタートアップの種類] を [手動] に変更するには
詳細については、ヘルプとサポートを起動し、「概念 : サーバの稼動状態を監視する」を検索します。
原因 : ヘルス モニタ構成のインポート ウィザードを使用してヘルス モニタの構成をインポートすると、インポートした操作が正常に機能しないことがあります。この問題は、インポートした操作の設定が、依然として、エクスポートされたコンピュータと関連付けられている場合に発生します。たとえば、電子メール操作に指定されている SMTP サーバーが正しくなかったり、またはスクリプト アクションに無効なファイル パスが指定されている可能性があります。
解決策 : インポートした操作の設定を確認し、必要に応じて設定を変更します。
インポートした操作を表示するには
バックアップと復元のトラブルシューティング |
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原因 : タスク マネージャで NTBackup.exe を手動で終了したか、または NTBackup.exe の起動中にエラーが発生しました。
解決策 : NTBackup を手動で実行し、Small Business Server バックアップ スクリプトを読み込みます。
NTBackup を手動で実行してスクリプトを読み込むには
バックアップが正常に完了したら、サーバー管理のバックアップ タスクパッドから Windows Small Business Server バックアップの構成ウィザードを起動します。問題が解決しない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックします。[情報センター] をクリックし、[コミュニティ Web サイト] または [テクニカル サポート] のいずれかをクリックして、問題に関する情報を入手します。
バックアップに失敗した場合は、エラー メッセージを確認して、問題に関する情報を収集します。
原因 : Exchange インフォメーション ストアが実行されていません。
解決策 : Exchange インフォメーション ストアを開始します。
Exchange インフォメーション ストアを開始するには
原因 :
解決策 : サーバー管理のバックアップ スナップインからバックアップの構成ウィザードを再実行し、既定の設定にリセットします。
原因 : オフラインで利用できないファイルがあります。次の拡張子を持つファイルは、オフラインでは利用できません。
ユーザーの [マイ ドキュメント] フォルダをサーバーにリダイレクトするように構成すると、上記の拡張子を持つファイルはサーバーにしか保存されず、クライアント コンピュータでのログオンまたはログオフ時には保存されません。
これらの種類のファイルを同期しようとすると、次のエラー メッセージが表示されます。
Windows がデータを同期しているときに警告が発生しました。結果:オフライン ファイル (\\server\share)
Filename を \\server\share ではオフラインで使用可能にできません。この種類のファイルはオフラインで利用できません。
この問題の詳細については、「サポート技術情報」 (Microsfot Knowledge Base) で文書番号 252509 の資料「[NT]Err Msg: この種類のファイルはオフラインで使用できません」を参照してください。
解決策 : オフラインで利用できないファイルがあり、ログオフおよびログオン時に、このメッセージが表示されないようにするには、次のいずれかの操作を実行します。
どちらの場合も、サーバーが使用できなくなると、オフラインで利用できないファイルは使用できなくなります。ただし、既定では、オフラインで利用できないファイルは、サーバーのバックアップに含められます。オフライン フォルダを無効にすると、そのフォルダに含まれているファイルは、オフラインで利用できるかどうかに関係なく、サーバーが使用できなくなると利用できなくなります。
イベント ログのサイズを小さくするには
ボリューム シャドー コピー サービスのエラーには、複数の原因があります。以下に、可能性の高いものから順にエラーの原因を一覧します。
次のセクションの情報を使用して、ボリューム シャドウ コピー サービスが失敗する原因を特定し、問題を修正します。
原因 : ボリューム シャドウ コピー サービスが有効になっているドライブの空きディスク領域が少なくなっています。
ボリューム シャドウ コピー サービスが有効になっているドライブの空きディスク領域が少なくなっているかどうかを確認するには
解決策 : システム ドライブと削除されたファイルの保管 (ボリューム シャドウ コピー サービス) が有効になっているドライブのディスクの空き領域を増やします。
原因 : ディスクの断片化が進んでいます。
解決策 : すべてのシステム ハード ディスクを最適化します。
原因 : SQL Server 2000 がインストールされており、復旧モデルが [シンプル] に設定されていない複数のデータベースが存在します。Windows Small Business Server 2003 バックアップでは、この種類のデータベースをバックアップできません。
解決策 : SQL Server 2000 データベースの復旧モデルを [シンプル] に設定します。
SQL Server 2000 データベースの復旧モデルを [シンプル] 設定するには
SQL Server データベースの復旧モデルの詳細については、SQL Server のヘルプで「復旧モデル」を検索してください。
原因 : イベント ログのサイズが 64 MB を超えています。
解決策 : イベント ログの最大サイズを 64 MB に減らします。
イベント ログのサイズを小さくするには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
現在ログに記録されている情報を保持するには、ログを消去する前に表示される元のログを保存するかどうかを確認するメッセージ ボックスで [はい] をクリックし、[OK] をクリックします。
原因 : ディレクトリ サービスのアクセスの監査が有効になっています。
ディレクトリ サービスのアクセスの監査が有効になっているかどうかを確認するには
ディレクトリ サービスのアクセスの監査が有効になっていない場合、[コンピュータの設定] 列には [監査しない] が表示されます。
解決策 : ディレクトリ サービスのアクセスの監査を無効にします。
ディレクトリ サービスのアクセスの監査を無効にするには
原因 : バックアップ先では削除されたファイルの保管 (ボリューム シャドウ コピー サービス) が有効になっており、削除されたファイルの保管に割り当てられた領域には、バックアップ ファイル全体を保存するための十分な領域がありません。
解決策 : バックアップ構成ウィザードを使用して削除されたファイルの保管 (ボリューム シャドウ コピー サービス) を無効にするか、またはバックアップ先に別の場所を指定します。
注
原因 : バックアップ先にバックアップ ファイルを書き込んでいるときにタイムアウトが発生しました。
解決策 :
原因 : バックアップ先のドライブでディスクの空き領域が不足しています。
解決策 : バックアップ先のディスクに、バックアップを保存するのに十分な領域があることを確認します。
原因 : ドライブにテープがありません。
解決策 : ドライブにテープを挿入します。
原因 : システムでテープ ドライブが認識されていません。
解決策 :
システムでテープ ドライブが検出されていることを確認するには
原因 : Windows Small Business Server バックアップが成功または失敗したかを判断するには、Windows Management Instrumentation サービスが開始されている必要があります。
解決策 : Windows Management Instrumentation サービスを開始します。
Windows Management Instrumentation を開始するには
問題が解決しない場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[サーバー管理] をクリックします。[情報センター] をクリックし、[コミュニティ Web サイト] または [テクニカル サポート] のいずれかをクリックして、問題に関する情報を入手します。
原因 : バックアップ先に指定したメディアにバックアップが収まりませんでした。
解決策 :
原因 : バックアップ先に、FAT ファイル システムでフォーマットされたハード ドライブが指定されています。FAT でフォーマットされたドライブでサポートされているファイルの最大サイズは 4 GB です。バックアップのサイズが 4 GB を超える場合、バックアップは、バックアップ先ハード ドライブのサイズを超えてしまいます。
解決策 : convert.exe を使用してバックアップ先のドライブを NTFS ファイル システムに変換します。convert.exe の使用方法の詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) で文書番号 214579 の資料「Convert.exeを使用してパーティションをNTFSに変換する方法」を参照してください。
原因 : バックアップ先に指定したハード ドライブにバックアップが収まりませんでした。
解決策 : バックアップ先に指定したハード ドライブのディスクの空き領域を増やします。
原因 : バックアップ先に現在バックアップ中のローカル コンピュータの UNC パスが指定されています。
解決策 : バックアップ構成ウィザードを使用して、バックアップ先を別の場所に変更します。または、バックアップ構成ウィザードを使用して、問題の UNC パスをバックアップ対象から除外します。
原因 : 削除したファイルに記憶域を割り当てるオプションが有効になっていて、[マイ ドキュメント] フォルダのリダイレクト先が最近変更された場合、定期的にスケジュールされたスナップショットが実行されていません。
解決策 : 特に必要な操作はありません。[以前のバージョン] タブは、次回の定期的にスケジュールされたスナップショットが発生した後に表示されるようになります。既定では、スナップショットは午前 7 時と正午に実行されるようにスケジュールされています。
注
\\server\ClientApps\ShadowCopy\SHADOWCOPYCLIENT.MSI
インターネット アクセスのトラブルシューティング |
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原因 : 既存の DHCP サーバーを無効にし、Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータに DHCP Server サービスをインストールし、ネットワークの DHCP スコープを構成する必要があります。
解決策 : DHCP サーバーとして Windows Small Business Server 2003 を使用すると、ローカル ネットワークに適した DHCP 設定が構成されることが保証されます。Windows Small Business Server ネットワークの DHCP スコープのオプションには、すべてのルーター デバイスの DHCP サービス用に構成することができないものもあります。
Windows Small Business Server ネットワークで DHCP をインストールおよび構成する方法の詳細については、ヘルプとサポートを起動して、「DHCP サーバーをインストールするには」を検索してください。
原因 : インターネットへの接続にダイヤルアップ接続を使用している場合、ダイヤリングは、Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータのファイアウォールで処理されます。そのため、インターネットのダイヤルアップ接続で使用する電話番号を変更するには、Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータのファイアウォール設定の接続情報を変更する必要があります。
解決策 : ダイヤルアップ接続で使用している電話番号を変更する一番簡単な方法は、電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して、新しいダイヤルアップ接続を追加する方法です。
注
原因 : クライアント コンピュータのネットワーク アダプタが静的 IP アドレスを使用して構成されている可能性があります。サーバーでは、ローカル ネットワーク アダプタの IP アドレスに依存するネットワーク サービスを実行しているので、クライアント コンピュータで静的に割り当てられた IP アドレスを使用していると、このようなサービスとの接続で問題が発生することがあります。
解決策 : DHCP を使用して IP アドレスを取得するようにクライアント コンピュータを構成します。IP アドレスは、既存のファイアウォール デバイスの範囲内のものを使用する必要があります。
ルーターで DCHP サービスが提供されている場合、ネットワーク環境に合わせてサービスを構成する必要があります。詳細については、『ファースト ステップアップ ガイド』の「付録 C」を参照してください。
原因 : インターネット サービス プロバイダ (ISP) のサーバーが動的 IP アドレスではなく、静的 IP アドレスを使用するように切り替わりました。
解決策 : ネットワーク接続を再構成します。
ネットワーク接続を再構成するには
重要
イントラネットのトラブルシューティング |
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原因 : 当該の内部 Web サイトは、Windows SharePoint Services ベースのサイトです。このサイトは、Windows SharePoint Services サイト グループのメンバのみが使用できます。資格情報を求めるダイアログ ボックスが表示されるユーザーは、サイト グループ メンバシップを持っていません。
解決策 : Windows Small Bueiness Server テンプレート ベースのユーザー アカウントを作成します。これらのテンプレートは既定でサイト グループのメンバになっているので、このテンプレート ベースで作成したユーザー アカウントには、内部 Web サイトにアクセスするためのアクセス許可が与えられます。
詳細については、ヘルプとサポートを起動し、「ユーザー アカウントを追加するには」を検索してください。
原因 : クライアント コンピュータで、Microsoft Office XP 以前のバージョンの Office アプリケーションを実行している可能性があります。
解決策 : ユーザーが内部 Web サイト上にあるドキュメントを保存または編集できるようにするには、クライアント コンピュータにインストールされているアプリケーションを Office XP 以降にアップグレードします。
原因 : Windows Small Business Server を実行しているコンピュータで、Microsoft SQL Server Data Engine (MSDE) が実行されている可能性があります。MSDE では、全文検索がサポートされていません。
解決策 : MSDE を SQL Server 2000 以降にアップグレードし、全文検索コンポーネントを追加します。SQL Server の評価版または再販禁止版は、MSDE からのアップグレードには使用できません。
原因 : この現象は、電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを使用して、インターネット上にビジネス Web サイトを公開した後に発生することがあります。Web ロボットというインターネットのコンポーネントでは、Web サイトで公開されているさまざまなページのハイパーリンクを追跡して自動的に検索して、Web サイトにで開されているドキュメントやページの一覧を作成します。
解決策 : Web ロボットにより、自分の Web サイトの一部または全体が一覧に含められないようにするには、メモ帳などのテキスト エディタを使用して robots.txt というファイルを作成します。以下のいずれかの例のテキストを使用して、Web ロボットで一覧を作成できないようにする Web サイトのフォルダを指定します。このファイルを作成したら、既定の Web サイトのルート (%systemdrive%\inetpub\wwwroot) にファイルを発行します。
注
Web サイト全体を Web ロボットによる一覧作成の対象から除外するには、次のテキストを使用します。
User-agent: *
Disallow: /
ビジネス Web サイトを Web ロボットによる一覧作成の対象に含めるが、リモート Web ワークプレースなどイントラネットまたは個人用の内部 Web サイトを一覧作成の対象から除外するには、次のテキストを使用します。
User-agent: *
Disallow: /_vti_bin/
Disallow: /clienthelp/
Disallow: /exchweb/
Disallow: /remote/
Disallow: /tsweb/
Disallow: /aspnet_client/
Disallow: /images/
Disallow: /_private/
Disallow: /_vti_cnf/
Disallow: /_vti_log/
Disallow: /_vti_pvt/
Disallow: /_vti_script/
Disallow: /_vti_txt/
robots.txt の使用に関する詳細については、Web Robots ページ (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=25134) (英語) を参照してください。
共有ネットワーク リソースのトラブルシューティング |
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原因 : イベント ログに FAX のエラーが表示されておらず、外部モデムを使用していて、FAX サービスが実行されている場合、モデムをリセットする必要がある場合があります。
解決策 : モデムをリセットするには、モデムを取り外して、再度取り付けます。
原因 : コントロール パネルの [Windows コンポーネントの追加と削除] を使用して FAX サービスを削除し、再インストールしています。
解決策 : コントロール パネルの [Windows コンポーネントの追加と削除] を使用して FAX サービスを削除し、その後、Windows Small Business Server 2003 セットアップの [インストール] オプションを使用して、サービスを再インストールします。
注
FAX サービスを削除して再インストールするには
原因 : この問題は、Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータでウイルス スキャンの実行中またはリアルタイム ウイルス スキャンの使用中に電子メール メッセージでウイルスが検出された場合に発生することがあります。この問題が発生すると、一部のサービスやアプリケーションが正常に機能しなくなることがあります。この問題の影響を受けたサービスについては、イベント ログにメッセージが記録されます。
解決策 : リアルタイム ウイルス スキャンの対象から一部のフォルダ (電子メール、FAX キュー、SQL データベースなど) を除外することを検討します。使用中のウイルス対策ソフトウェアに隔離機能がある場合は、その機能を無効にすることも検討してください。この操作方法の詳細については、ウイルス対策ソフトウェアの製造元の Web サイトにアクセスするか、またはウイルス対策ソフトに同梱されているオンライン ヘルプまたはユーザー マニュアルを参照してください。
この問題に対する修正プログラムが提供されているかどうかについては、ウイルス対策ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。
注
原因 : Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータでウイルス スキャンの実行中またはリアルタイム ウイルス スキャンの使用中に電子メール メッセージでウイルスが検出された場合に、この問題が発生することがあります。この問題が発生すると、一部のサービスやアプリケーションが正常に機能しなくなることがあります。この問題の影響を受けたサービスについては、イベント ログにメッセージが記録されます。
解決策 : リアルタイム ウイルス スキャンの対象から一部のフォルダ (電子メール、FAX キュー、SQL データベースなど) を除外することを検討します。使用中のウイルス対策ソフトウェアに隔離機能がある場合は、その機能を無効にすることも検討してください。この操作方法の詳細については、ウイルス対策ソフトウェアの製造元の Web サイトにアクセスするか、またはウイルス対策ソフトに同梱されているオンライン ヘルプまたはユーザー マニュアルを参照してください。
この問題に対する修正プログラムが提供されているかどうかについては、ウイルス対策ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。
注
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原因 : 通常、この問題は、電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを使用して、会社の Web サイト用の未署名の証明書を作成した後に発生します。この証明書は、信頼された証明機関ではなく、Windows Small Business Server により発行されたものなので、サーバー自体が接続先のサーバーとして認証されていません。
解決策 :
重要
原因 : コンピュータを選択するページの [リモート コンピュータのサウンドをこのコンピュータで聴くことができるようにします] オプションは、リモート Web ワークプレースの Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加するまで無効にすることはできません。既定では、音声は再生されます。
解決策 : リモート Web ワークプレースを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加します。
リモート Web ワークプレースを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加するには
注
原因 : クライアント コンピュータの電源が入っていない可能性があります。
解決策 : クライアント コンピュータの電源が入っていること、クライアント コンピュータが Windows Small Business Server ネットワークに接続されていることを確認します。
原因 : クライアント コンピュータでリモート デスクトップ接続が有効になっていない可能性があります。
解決策 : 接続先のコンピュータでリモート デスクトップが有効になっていることを確認します。
リモート デスクトップを有効にするには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
Windows Small Business Server ネットワーク上の別のコンピュータから、リモート デスクトップ接続を作成し、コンピュータに接続して、リモート デスクトップが有効になっていることを確認します。リモート デスクトップを起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をポイントし、[通信] をポイントして、[リモート デスクトップ接続] をクリックします。
クライアント コンピュータでファイアウォール ソフトウェアを実行している場合、そのソフトウェアでポート 3389 へのアクセスがブロックされていないことを確認します (ポート 3389 は、リモート デスクトップ接続専用のポートです)。詳細については、ファイアウォールの製造元から提供されているマニュアルを参照してください。
原因 : リモート コンピュータで許可された最大接続数を超過した可能性があります。
解決策 : 接続先のコンピュータで許可された最大接続数が超過していないことを確認します。Windows XP Professional を実行しているコンピュータに接続している場合、一度に接続できるユーザーは 1 人だけです。アプリケーションを共有しているサーバーに接続している場合、最大接続数は、会社で購入したクライアント アクセス ライセンス (CAL) の数によって異なります。詳細については、管理者に問い合わせてください。
原因 : ファイアウォールの設定により、ポート 4125 がブロックされている可能性があります。
解決策 : Windows Small Business Server を実行しているコンピュータで、ポート 4125 がインターネットに対して開いていることを確認します (ポート 4125 は、リモート Web ワークスペース専用のポートです)。電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して、リモート Web ワークプレースを公開するように選択した場合、この設定はサーバー側で自動的に構成されます。ユニバーサル プラグ アンド プレイ (UPnp) をサポートしていないルーターまたはファイアウォール デバイスを使用している場合は、ポート 4125 経由のインターネット トラフィックを受け付けるように、これらのデバイスを手動で構成する必要があります。詳細については、デバイスの製造元が提供しているマニュアルを参照してください。
Windows Small Business Server を実行しているコンピュータで、Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server を実行している場合、電子メールとインターネット接続の構成ウィザードを実行して、リモート Web ワークプレースを公開するオプションを選択すると、ISA Server は自動的にリモート デスクトップ接続を許可するように構成されます。
ISA Server 経由でインターネットにアクセスするリモート コンピュータから接続するには、ISA Server の管理者が、ポート 4125 経由の発信トラフィックを許可するプロトコル規則を作成する必要があります。また、リモート コンピュータには、ISA ファイアウォール クライアントをインストールする必要があります。
インターネット サービス プロバイダ (ISP) で、ポート 4125 経由のインターネット トラフィックがブロックされていないことを確認します。
原因 : クライアント コンピュータが Windows Small Business Server ドメインに参加していません。
解決策 : クライアント コンピュータを Windows Small Business Server ドメインに参加させます。
クライアント コンピュータを Windows Small Business Server ドメインに参加させるには
https://servername/connectcomputer (ここで servername には Windows Small Business Server 2003 を実行しているコンピュータ名を指定します)
原因 : クライアント コンピュータでは、Windows XP Professional 以降が実行されていません。
解決策 : クライアント コンピュータでは、Windows XP Professional 以降が実行されていることを確認します。
原因 : ログオンしているコンピュータのリモート Web ワークプレースにアクセスしようとしています。
解決策 : 別のコンピュータからリモート Web ワークプレースにアクセスします。
注
原因 : リモート Web ワークプレースのリンクは動的であり、インターネットから利用できる Windows Small Business Server のネットワーク機能に基づいて表示されています。セキュリティ上の理由により、ネットワーク管理者が、リンクを手動で無効にすることもあります。また、以前のブラウザを使用している公共の、または共有のコンピュータからリモート Web ワークプレースにアクセスしている場合にも、リンクが表示されないことがあります。
解決策 : この動作は仕様によるものです。定期的に使用しているリンクが表示されなくなった場合は、ネットワーク管理者に連絡するか、公共、または共有のコンピュータにインストールされているブラウザを最新バージョンにアップグレードするか、または自分専用のコンピュータからリモート Web ワークプレースにアクセスしてください。
原因 : 一部のブラウザでは、リモート Web ワークプレースで必要なテクノロジがサポートされていません。リモート Web ワークプレースでは、未署名の証明書、ActiveX コントロール (リモート デスクトップ セッションで必要)、および Windows 統合認証 (監視リンクや会社の内部 Web サイトへのアクセスに必要) などを使用するテクノロジが必要です。
解決策 : Web ブラウザを最新のバージョンにアップグレードし、ブラウザで上記の機能がサポートされていることを確認します。
原因 : セキュリティ上の理由により、リモート Web ワークプレースには、タイムアウト機能が組み込まれています。セッションが一定時間非アクティブな状態になっていると、ユーザーは自動的にログオフされます。既定では、公共の、または共有のコンピュータからリモート Web ワークプレースを使用している場合、非アクティブな状態が 20 分続くとタイムアウトします。自分専用のコンピュータを使用している場合、既定のタイムアウトは 120 分です。
解決策 : タイムアウトを 120 分にする場合は、自分専用のコンピュータからリモート Web ワークプレースにアクセスするか、またはログオン ページで [公共の、または共有のコンピュータを使用している] チェック ボックスをオフにします。
120 分以上のタイムアウトが必要な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。リモート Web ワークプレースのタイムアウト値は手動で構成できます。ただし、既定よりも長いタイムアウト値を設定する場合は、セキュリティ上の影響を十分に考慮する必要があります。
原因 : リモート ユーザーがネットワークに接続しているときにバックアップ プログラムやウイルス スキャンを実行すると、リモート Web ワークプレースのリモート デスクトップ セッションが切断されることがあります。この現象が発生すると、"内部エラーが発生しました。" エラー メッセージが表示され、ユーザー側にはリモート Web ワークプレースを選択するページまたはログオン ページが表示されます。この画面が表示されたら、ユーザーはリモート コンピュータに再度ログオンして、作業を再開できます。
解決策 : この問題の修正プログラムは、マイクロソフト Web サイトから入手できます。詳細については、「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) で文書番号 821438 の資料「[FIX] ウイルス対策プログラムが原因で、一部の Web アプリケーションが突然再起動する」 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=19635) を参照してください。
注
原因 : ダイヤルアップ接続や PPoE 接続など、特定の種類のインターネット接続は、非アクティブな状態が続くとタイムアウトすることがあります。
解決策 : この動作は仕様によるものです。今よりも長いタイムアウト時間が必要な場合は、インターネット サービス プロバイダに問い合わせてください。
原因 : ワイヤレス接続や問題のあるネットワーク接続が原因で、接続が断続的に切断されることがあります。
解決策 : ネットワーク ハードウェアがリセットされていないことを確認します。詳細については、ハードウェアの製造元から提供されているマニュアルを参照してください。
原因 : リモート Web ワークプレースのログオン ページには、Windows Small Business Server のセットアップ中に指定した会社名が表示されます。
解決策 : この名前は、次のレジストリ エントリを編集して変更することができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\RegisteredOrganization
注意
注
原因 : Outlook Web Access などの一部の電子メール プログラムでは、セキュリティ保護のため、リンクがブロックされることがあります。また、Web サイトのアドレスを登録できなかったり、すぐには利用できないこともあります。
解決策 : Web ブラウザのアドレス バーにアドレスを入力するか、しばらく待ってからアクセスするか、または別のコンピュータからリンクを使用します。この方法を使用してもサイトを表示できない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
クライアント ライセンスのトラブルシューティング |
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原因 : Small Business Server 2003 でインストールされているクライアント アクセス ライセンス数 (CAL) を確認できない場合、利用できるライセンス数は 5 にリセットされます。この問題は、Active Directory が利用できないか、またはライセンス ストアが破損した場合に発生します。この問題が発生すると、エラー メッセージが表示されます (このエラー メッセージは、システム イベント ログにも記録されます)。また、アプリケーション イベント ログには、次のエラーも記録されます。
製品 Productname を使用するユーザー Domain\Username が利用できるライセンスがありませんでした。[管理ツール] の [ライセンス] を使用してライセンス数が十分であることを確認してください。
解決策 : この問題を修正するには、ライセンスの復元ウィザードを使用して有効なライセンス ストアから CAL を復元するか、バックアップまたは復元ウィザードを使用してシステム バックアップから CAL を復元します。また、ライセンスの追加ウィザードを使用して、CAL を再発行することもできます。
ライセンスの復元ウィザードを使用して CAL を復元するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
詳細ウィンドウには、現在インストールされている CAL の詳細が表示されます。
バックアップまたは復元ウィザードを使用して CAL を復元するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
バックアップまたは復元ウィザードでバックアップ メディアが認識されない場合、[認識可能なメディアの検出] ダイアログ ボックスが表示されます。[バックアップ ユーティリティでこのメディアを使用する] を選択します。
注
同じサーバーに CAL を再発行するには
この操作を完了するには、Domain Admins セキュリティ グループのメンバとしてログオンする必要があります。
詳細ウィンドウには、現在インストールされている CAL の詳細が表示されます。
注